UbuntuでGUIログインできないバグ対処法

ubuntuロゴ
HTML Validatorのコラムのために久々にUbuntuをインストールしたときに遭遇したバグの対処法です。

状況
新規インストール後、アップデート処理を済ませ、再起動するとログイン画面でパスワードを入力しても元の画面に戻ってしまい、ログインが出来ない。
環境
ホストOS:OS X Yosemite 10.10.4
仮想化ソフト:Parallels Desktop 10 for Mac バージョン 10.2.2(29105)
Ubuntu バージョン
15.04(日本語 Remix版)
14.04(日本語 Remix版)

検索してみると有名な症状のようで、色々と対策に関して記述されたサイトが見つかります。
全部試してみましたが、全てダメ。対処法の中で最も多く簡単なのが、ユーザのホームディレクトリ内の、”.ICEauthority”ファイルと、”.Xauthority”ファイルを削除するというものです。これらは、再起動すると再作成されるので躊躇無く消すことは出来るのですが、何度やっても改善せず。あ、もちろんCUIでの操作です。
いいかげんばかばかしくなってもうやめようかと思っていましたが、上記記事も書かなくてはならないし、ダメ元で最後に試した方法でめでたくログインすることが出来ました。
その方法とは、Parallesのスナップショット機能を使って再起動する前の状態に戻してから、GUIの状態のまま“.ICEauthority”ファイルと、”.Xauthority”ファイルを削除するということです。
なあんだ。そんなことかという感じですが、仮想環境にあるからこそ出来る技ですね。もちろん、スナップショットを作ってないと出来ない技ではあります。また、私の環境だけの問題かもしれませんが、一つの事例として残しておきます。

まとめ

  • 仮想環境下での対処法です。
  • 新規インストールしたらすぐにスナップショットを作成しておく。
  • アップデート作業したら、ここでもスナップショットを作成する。
  • エイリアスで、ls -laは、llに割り当てられているので、自分のホームディレクトリでllする。
  • rm .ICEauthority .Xauthority
  • 再起動。
  • 無事ログインできるはず。

お試しください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください