内容紹介
ホラー、SF、不条理……すべてが絡み合う13の夢幻譚。
収録作品
- 前夜
- 一夜 メロン
- 二夜 忘れ傘
- 三夜 妖老院へようこそ
- 四夜 犬の穴
- 五夜 冷凍睡眠の悪夢
- 六夜 顔
- 七夜 管理人
- 八夜 露天風呂
- 九夜 代打はヒットを打ったか?
- 十夜 訪問販売
- 十一夜 宣伝販売
- 十二夜 通信販売
- 十三夜
不安と月 その名は怪盗七面鳥。狙った獲物は逃がさない、神出鬼没の大怪盗だ。しかし、彼の盗みの対象は一筋縄ではいかないものばかり。宝石や美術品ならいざ知らず、世界一のファッション・プランから究極の料理、果ては香港の百万ドルの夜景まで!? 彼のパトロンである富豪・有閑夫人が持ち込む無理難題に、七面鳥は頭を悩ませながらも、華麗な手腕で解決していく。その目的は金か、名誉か、それとも……?
『不可思議アイランド』は、SF、ミステリ、ショート・ショート、時代小説といった多彩なジャンルの作品を収録した一冊です。本書を通じて、山田正紀の幅広い作家性と独特の物語世界を堪能することができます。各作品は異なるテーマとスタイルを持ちながらも、共通して読者の想像力を刺激し、深い余韻を残します。
『神獣聖戦I <幻想の誕生>』は、科学的な厳密さと文学的な深みを兼ね備えた野心的な作品である。特に、生理学的な超光速航法という独創的な設定を軸に、人類の進化と存在意義を問う重層的なテーマ展開は、現代SF文学における重要な到達点として評価できる。
シリーズ第一巻として、後の展開を予感させる伏線を効果的に配置しながら、それ自体で完結した読み応えのある作品となっている点も特筆に値する。今後のSF文学における「生命」や「進化」をテーマとした作品群に、大きな影響を与え続けるであろう重要作品として位置づけられる。