螺旋の月 <宝石泥棒 Ⅱ>

annrie 2025年2月1日(土曜日)
叢書初版(宝石泥棒 Ⅱ)
出版社早川書房
発行日1989/12/15

内容紹介

山田正紀氏のSF作品は、その大胆な想像力と文学的表現が高く評価されてきました。その中でも『宝石泥棒』は、幻想的かつスケールの大きな物語として多くのファンを魅了してきた一作です。そして、その続編として位置づけられる本作『螺旋の月 宝石泥棒 Ⅱ』は、ストレートな続編とは異なる独特の構成をとりつつも、壮大なイメージと圧倒的なSF的発想で読者を引き込みます。今回のブログ記事では、『螺旋の月 宝石泥棒 Ⅱ』の概要、作品背景、物語構成、読みどころなどを詳しく解説しながら、その魅力を掘り下げたいと思います。


ゐのした時空大サーカス

annrie 2025年2月1日(土曜日)
叢書初版
出版社中央公論社
発行日1989/10/20

内容紹介

『ゐのした時空大サーカス』は、山田正紀の代表的SF作品の一つであり、時間と記憶という普遍的なテーマを独創的な視点から探求した作品である。本作は、地球に迷い込んだ宇宙の放浪者たちが、母船を探し求めながら時間を渡り歩く物語を、連作短篇形式で描き出している。

収録作品
    • オープニング
    • パレード
    • 火の輪くぐり
    • 空中ブランコ
    • パントマイム
    • 綱わたり
    • 猛獣つかい
    • 魔術
    • マチネ
    • フィナーレ

延暦十三年のフランケンシュタイン

annrie 2025年1月19日(日曜日)
叢書初版
出版社徳間書店
発行日1988/08/31

内容紹介

山田正紀による小説『延暦十三年のフランケンシュタイン』は、平安時代を舞台に、後の弘法大師・空海を中心とした伝奇的物語です。空海の幼少期である「真魚(まお)」の姿に焦点を当て、呪術、仏道、そして人間の持つ善と悪を描き出したこの作品は、歴史的事実に基づきながらも、山田独自の幻想的な解釈が加えられています。

収録作品
    • 経師三嶋大人(きょうじみしまのうし)の告白
    • 沙門広達(しゃもんこうたつ)の回想
    • 偸盗千手丸(ちゅうとうせんじゅまる)の懺悔
    • 夢占師乙魚(ゆめうらしおといお)の夢解き

エンジェル・エコー

annrie 2024年12月28日(土曜日)
叢書新潮文庫
出版社新潮社
発行日1987/12/02

内容紹介

太陽系に周期的に接近してくる”超空間”。これはビッグバン以前の宇宙の残滓とされる時空の揺らぎであり、その内部には謎めいた人工構造物「カクテル・グラス」が存在しています。
物語の主人公は、ヴァット・チャイルドの16歳の少年。彼は9歳の時、月面施設での事故で超空間探査中の香青玉と精神的なシンクロを経験します。その後、巨大企業KAWADAの新たな超空間探査計画に組み込まれ、青玉とともに超空間への旅に出ることになります。


神獣聖戦 Perfect Edition

annrie 2024年12月8日(日曜日)
叢書初版
出版社徳間書店
発行日2008/10/31

内容紹介

山田正紀の代表作の一つ、『神獣聖戦』が『神獣聖戦 Perfect Edition』として蘇った。旧シリーズから大幅な加筆修正、再構成を経て、より深淵で、より多層的な世界観を構築している。本書は、単なるリメイクではなく、旧作の断片を新たな物語の潮流に組み込み、進化させた全く新しい作品と言えるだろう。


物体X

annrie 2024年12月6日(金曜日)
叢書ハヤカワ文庫
出版社早川書房
発行日1986/09/15

内容紹介

山田正紀の『物体X』は、50年代から70年代のSF文化への深い敬意と、日本独自の物語性を融合させた傑作です。この記事では、その各短編の魅力と元ネタを紐解きます。

収録作品
    • 物体X
    • 暗い大陸
    • 見えない人間

魔術師 Illusionist

annrie 2024年12月5日(木曜日)
叢書初版
出版社徳間書店
発行日1986/08/31

内容紹介

『魔術師』は、山田正紀が過去に執筆してきた「神獣聖戦」シリーズからの新たなステップを象徴する作品でもあります。「神獣聖戦III」のあとがきに記された「自己完結的な未来史に興味がなくなってしまった」という言葉は、過去の未来史的なSFを超えた新たな視座を求める山田の決意を表しています。『魔術師』では未来の描写は重要視されておらず、むしろ現実と幻想が交錯する内面的な物語が主軸となっています。


暗黒の序章 -マシンガイ竜-

annrie 2024年12月5日(木曜日)
叢書角川文庫
出版社角川書店
発行日1986/08/25

内容紹介

日本のSF文学界を代表する作家、山田正紀。その豊かな想像力と緻密なストーリーテリングは、多くの読者を魅了してきました。一方、漫画界の巨匠である永井豪は、『デビルマン』や『マジンガーZ』など数々の名作を生み出し、その独特の世界観と大胆な表現で知られています。『暗黒の序章』は、この二人の巨匠がコラボレーションした作品であり、小説と劇画の融合という斬新な試みがなされています。


幻象機械

annrie 2024年12月3日(火曜日)
叢書『増刊中央公論 S・Fオデッセイ 小説と科学の冒険』に一挙掲載 「幻想の明治」 改題
出版社中央公論社
発行日1986/05/20

内容紹介

主人公の谷口は大学の助手で、「幻象機械(イリュージョン・プロジェクター)」という特異な研究装置を開発した。この装置は、日本人に特異的な非言語脳(右脳)と言語脳(左脳)の機能差を研究するためのものである。物語の契機となるのは、父の遺品の中から発見された、石川啄木の未発表小説である。


魔境(カーフ)密命隊

annrie 2024年12月2日(月曜日)
叢書FUTABA NOVELS
出版社双葉社
発行日1985/10/25

内容紹介

『魔境密命隊』は、山田正紀が描く壮大な冒険小説です。物語の舞台は、正倉院秘蔵のペルシア絨毯に隠された謎を手がかりに、伝説の地〈カーフ〉を目指す探検隊の冒険譚。命がけの旅路、壮大な自然描写、そしてエキゾチックな文化と科学的な要素が絶妙に絡み合い、読む者を物語の中に引き込む魅力があります。本作は、単なる冒険だけに留まらず、人間の欲望、好奇心、そして未知なるものへの憧れをテーマに描いています。