デッドソルジャーズ・ライヴ

annrie 2025年3月14日(金曜日)
叢書初版
出版社早川書房
発行日1996/11/30

内容紹介

山田正紀のSF連作短編集「デッドソルジャーズ・ライヴ」は、脳死判定と臓器移植を起点に、「死とは何か」という根源的な問いに迫る作品です。物語は、キュブラー・ロスの「死に至る五段階」を基調とし、連作短編を通じて、死に直面した人々の意識の流れを丹念に描き出します。

収録作品
    • 監視塔――〈否認〉
    • 薔薇のいれずみ――〈怒り〉
    • 偽りの微笑――〈怒り〉
    • 爬虫類――〈怒り〉
    • もうひとりの私――〈取り引き〉
    • 六本木純情派――〈抑鬱〉
    • サトウキビ――〈抑鬱〉
    • 監視塔――〈受容〉

幼虫戦線4ー分岐点ー

annrie 2025年3月1日(土曜日)
叢書C☆NOVELS
出版社中央公論社
発行日1995/12/20

内容紹介

山田正紀の「幼虫戦線(デリヴィルス・ウォーズ)」シリーズの第4巻は、生物の進化と人類のテクノロジーが交錯する恐怖を描き出した衝撃作である。本作では、死者を蘇らせる巨大なカゲロウと、人間を大量に殺戮するジャコウマダラチョウという二種類のデリヴィルス(悪魔的な昆虫)が登場し、広尾の町で繰り広げられる恐怖のドラマが展開される。


幼虫戦線3ーヘル・パラダイスー

annrie 2025年3月1日(土曜日)
叢書C☆NOVELS
出版社中央公論社
発行日1995/09/30

内容紹介

物語は、死産や新生児死亡が多発する病院で、死亡したのが男児のみという異常な事態から始まる。厚生省は、男女比の歪みや出生率の低下による社会の混乱を恐れ、事実を隠蔽しようとする。しかし、その裏では、かつてない株価暴落と円高が日本経済を破綻へと導き、新興宗教が力を増していく。

そんな中、謎の妖虫「カゲロウ」が現れる。死んだ少女を蘇らせる奇跡を起こすカゲロウは、主人公に希望を与える一方で、敵か味方か分からない不気味さを漂わせる。神も、欧米先進諸国も見放した日本に、カゲロウは救いの手を差し伸べるのか、それとも…。


幼虫戦線2ー幼虫、めざめるー

annrie 2025年3月1日(土曜日)
叢書C☆NOVELS
出版社中央公論社
発行日1995/07/31

内容紹介

多摩川で発生した大量虐殺事件から生還したケイと大樹。彼らの記憶は封じられ、何が起こったのかは定かではない。しかし、その記憶こそが事件の真相を解く鍵であり、同時にさらなる災厄を招く禁忌でもあった。

公安に追われる二人は、サイコセラピスト・眉子の助けを借りて逃亡を続ける。だが、環八を走る車の中で、豪雨に濡れた都市は次第に歪み、異世界への亀裂が生じる。そして、姿を現したのは——電子妖虫デリヴィルス。


幼虫戦線1ーバビロン・プロジェクトー

annrie 2025年2月28日(金曜日)
叢書C☆NOVELS
出版社中央公論社
発行日1995/06/25

内容紹介

山田正紀によるSF/ホラー小説『幼虫戦線(デリヴィルス・ウォーズ)』シリーズの第1巻。1995年に発表され、帯には「ハイパー金融サイコ」という刺激的なコピーが踊る作品です。電子ネットワーク社会を舞台に、仮想空間から現実世界へと侵食してくる謎の存在「デリヴィルス(妖虫)」と人類の戦いを描いた壮大なSFホラーファンタジーです。

本作は全4巻(『バビロン・プロジェクト』『妖虫、めざめる』『ヘル・パラダイス』『分岐点』)が刊行されましたが、残念ながら中断されたまま未完です。物語が加速していく中で終わってしまったこともあり、再開を望む声が今なお根強く存在しています。


影の艦隊7 -さらば艦隊-

annrie 2025年2月27日(木曜日)
叢書TOKUMA NOVELS
出版社徳間書店
発行日1995/04/30

内容紹介

最終巻となる「影の艦隊7」は、朝鮮戦争から20年後の世界を舞台に展開します。主人公の水島吾郎は日本群島人民共和国で平和に暮らしていましたが、世界情勢の変化により再び歴史の渦中に巻き込まれていきます。ベトナム戦争が終結へと向かう中、カンボジアではポル・ポト派が台頭。米ソ両大国の複雑な思惑が交錯する中、これまで国際社会から無視されてきた日本群島人民共和国が突如として注目を集め、カンボジア情勢の重要な鍵を握ることになります。


影の艦隊6 -原爆機撃墜-

annrie 2025年2月27日(木曜日)
叢書TOKUMA NOVELS
出版社徳間書店
発行日1995/03/31

内容紹介

『影の艦隊6』は、山田正紀によるミリタリー小説シリーズの第6巻である。本作では、主人公たちが所属する「影の艦隊」と「新日本海軍」との死闘がクライマックスを迎え、組織の崩壊と戦いの終焉が描かれる。


エイダ

annrie 2025年2月25日(火曜日)
叢書初版
出版社早川書房
発行日1994/08/31

内容紹介

『エイダ』は、19世紀に実在した数学者エイダ・ラブレス(詩人バイロンの娘)を題材に、フィクションと現実が交錯する壮大なメタフィクションSFである。
物語は、バベッジの階差機関(ディファレンス・エンジン)を巡る歴史改変から始まり、やがて物語が現実を侵食し、ついには宇宙規模の戦争へと拡大する。


機神兵団10 -星に祈りを-

annrie 2025年2月24日(月曜日)
叢書C☆NOVELS
出版社中央公論社
発行日1994/08/25

内容紹介

第10巻は時間のループという要素を軸に展開します。白蘭花と榊大作が二年間の空白期間から目覚め、アメリカのロボット軍団サンダーボルトとの決戦に挑む一方で、真澄公彦は円盤が変化した土偶の謎に迫ります。

プロローグは1992年から始まり、本編は1941年へと遡ります。この時間軸の大胆な操作により、第二次世界大戦を舞台にした架空戦記という当初の設定から、宇宙の摂理や人類の存在意義にまで踏み込む壮大なスケールへと物語は拡大していきます。


影の艦隊5 -骨肉海戦-

annrie 2025年2月24日(月曜日)
叢書TOKUMA NOVELS
出版社徳間書店
発行日1994/06/30

内容紹介

「―会いたい、吾郎さん」
ファッションデザイナーとして華々しくデビューを飾り、中西財閥の総帥・中西圭一郎の支援のもとファッションショーを成功させた響結花は、静かにそうつぶやく。数年前、彼女の想い人である水島吾郎は北方ソ連領の日本群島人民共和国に亡命し、今は「影の艦隊」に身を投じている。一方、朝鮮戦争は激しさを増し、日本国内では日米安保条約締結阻止の動きが過熱するばかり。もう二度と会えないかもしれないと空を見上げる結花の視線の先で、吾郎は朝鮮半島東海岸沖での新日本海軍との壮絶な戦闘に身を置いていた。