内容紹介
物語は、前作『おとり捜査官2ー視覚ー』(首都高バラバラ殺人事件)で凶暴な犯人を射殺した北見志穂が、その精神的ショックから軽度の神経症に陥るところから始まります。カウンセリングを受けながら回復を目指す志穂ですが、そんな折、生後2週間の赤ん坊が誘拐される事件が発生。犯人は身代金1億円を要求し、運搬役として志穂を名指ししてきます。事件の背後には、志穂の「双子の妹」とされる存在がちらつき、彼女の精神はさらに追い詰められていきます。誘拐事件の捜査と並行して、志穂が過去に担当した自殺事件の調査がカットバック形式で描かれ、複雑な真相が徐々に明らかになる構成です。