僭越図書館

最初に読んだ山田正紀の作品はなんだったろう。知るのが遅かったから文庫を中心に読んでたけど、 「弥勒戦争」からだったかなあ。ハードカバーの最初は「竜の眠る浜辺」だったはず。とにかくはまったなあ。世の中にこんなにおもしろい小説があるのか!なんてむさぼるように読みました。

山田正紀からSFの面白さを知り、冒険小説というこれまた面白い小説群に導かれたのでした。

このコーナーは、ほぼ10年ぶりの再開となります。すっかりミステリ方面でも有名になり、今は時代小説にも力を入れられているようです。もはやジャンルにとらわれないエンターテインメント作家、山田正紀氏の足跡を追いかけ続けていくコーナーです。

当分追いつけそうにもありませんが、各作品についての個別ページも地道に作っていくつもりです。

一応ジャンルごとに分類はしてありますが、あくまでも個人的な感覚によるものなので世間的な分類とは違っているかもしれません。下の方にある50冊ごとに時系列で追った「Bibliography」ページの方がわかりやすいかもです。


SFイメージ

SF

「想像できないことを想像する」という有名な発言は、氏の代表作である「神狩り」を語る時に必ずと言っていいほど言及されています。リアルタイムでこの言葉に出会った読者はこの発言をどのように受け取っていたのでしょうか。氏より下の世代…

冒険・サスペンス

初期からの読者は、この冒険小説ジャンルのファンが結構の比率を占めているのではないかと思っています。それぐらい、このジャンルの作品はインパクトがあったのです。その中でもゲーム要素を根底にしたものが人気があるのではないでしょうか…
ミステリーイメージ

ミステリ・探偵小説

「オペラ」三部作ではっきりしましたが、「弥勒戦争」、「顔のない神々」辺りから「影の艦隊」を経て続く『昭和(現)幻代史』ともいうべき取り組みに興味が尽きません…
時代・伝記イメージ

時代・伝奇

ミステリで盤石の地位を確立した氏が次にターゲットを定めているのがこの時代小説です。とは言うものの、割合初期からこのジャンルは手掛けているわけで…
ホラー小説ジャンルイメージ

ホラー

「想像できないこと」をそのまま読者に「想像させる」ことで成り立つホラーというジャンルは、「想像できないこと」を「想像してしまう」氏はどうこのジャンルを料理するのか…

短編集・連作集

自他共に長編型の作家ということになっている氏ですが、いやいやどうして短編も私は大好きです。記憶に残るものだけを並べてみても、ジャンルごった煮の…

Bibliography 1

刊行順 No.1〜No.50

Bibliography 2

刊行順 No.51〜No.100 謀殺の弾丸特急冒険小説 出版情報 叢書 出版社 発行日 NON NOVEL 祥伝社 86/11/30 徳間文庫 徳間書店 99/10/15 破壊軍団スーパーカンサー・シリーズ Ⅰアクション 出版情報 叢書 ...

Bibliography 3

刊行順 No.101〜No.150 電脳少女-アイドロイド・ユイ-SF 出版情報 叢書 出版社 発行日 KOFUSHA NOVELS 光風社出版 93/08/10 影の艦隊3-再軍備列島-仮想歴史小説 出版情報 叢書 出版社 発行日 TOK ...

Bibliography 4

刊行順 No.151〜最新 翼とざしてアリスの国の不思議ミステリー 出版情報 叢書 出版社 発行日 カッパ・ノベルス 光文社 06/05/25 カオスコープ万華鏡連続殺人クライム・ノベル 出版情報 叢書 出版社 発行日 創元クライム・クラブ ...

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